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小林よしのり
2021.3.8 10:34日々の出来事

世論の逆襲を狙え!

緊急事態宣言、ステイホーム、誰も守っていない。
街にはものすごく多い人出だ。
人気店には行列ができているし、喫茶店も満杯状態で入れない。
その一方で、やけに店が潰れていて、50年の歴史を誇る老舗
の店も閉店になっていた。奇妙な光景だ。

人流がそれほど感染拡大を招くなら、21日の宣言解除の頃
には、確実にリバウンドしていなければならず、宣言延長が
無意味だったと証明されることになる。

しかもPCR検査数を増やすと言っているのだから、益々
陽性者が増えることになって、宣言解除の理由がなくなって
しまうのではないか?

それを予感するから、モーニングショーやエセ専門家は、
「単なる延長ではなく、延長期間にもっと厳しい対策を」
訴えている。
「緊急事態宣言の延長」を誘導してきた連中のアリバイ作り
なのだ。

マスコミやエセ専門家は、「国民は頑張ってきた」という
言い方で、マスコミに対する世論の逆襲をかわそうとしている。
国民がステイホームをまったく守らないから、マスコミは
世論の逆襲を怖れている。
一度、世論の逆襲が始まったら、止まらないほどの大津波
になって、モーニングショーは首謀者の首を差し出すしか
なくなるだろう。
もちろんわしはそれを狙っている。
「世論の逆襲」だ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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